無料保険相談のデメリットは?利用する際の注意点を解説

無料保険相談は、あなたに合う最適な保険商品を探し出せる便利なサービスです。複数の保険商品を比較・説明してくれるのはもちろん、相談者に寄り添った高品質なサポートを受けられます。しかし、無料保険相談にはいくつかデメリットがあるとご存じでしょうか。

この記事では、無料保険相談を利用するデメリットについて詳しく解説します。また、無料相談のタイミング、サービスの活用方法も説明していますので、安全に利用する知識を身につけていきましょう。

目次

無料保険相談のデメリットとは

何度も無料で相談できる「無料保険相談」は、保険商品選びに悩む方たちの味方です。ただし、自分で保険商品を探すことに比べて、複数のデメリットがあります。

無料保険相談を利用するデメリットを4つ整理しました。自分で探すこととの違いを詳しく見ていきましょう。

無料保険相談のデメリット
  • 店舗で相談してしまった場合、以降も来店しなければならない
  • 理解せずに契約してしまうと、活用のタイミングがわからなくなる
  • 取り扱っている保険会社が異なる
  • 担当者によっては質が低い場合がある

1.店舗で相談してしまった場合、以降も来店しなければならない

無料保険相談は、店舗を訪問して相談するスタイルが主流です。お住まいのエリアにある無料保険相談の店舗まで訪問し、保険商品を探していきます。しかし、店舗で相談してしまうと、次のデメリットがあるのも事実です。

来店相談のデメリット
  • 何度も来店しなければならない
  • 仕事で忙しいと通いづらい
  • 希望日に予約をとれない場合がある

無料保険相談では、ヒアリング、保険の仕組み説明、保険選びなど、段階を分けて利用します。一度の訪問だけでは保険商品を選びきれないことが多いため、何度も来店しなければならないと覚えておきましょう。

また、仕事やプライベートで忙しい場合には、訪問する手間を感じたり、希望日に予約をとりづらかったりと、利用しにくさを感じてしまうかもしれません。

もし店舗相談が難しいと感じているのなら「訪問相談」「オンライン相談」で移動問題を解決できます。自宅やカフェなど、好きな場所で保険のことを相談可能です。

2.理解せずに契約してしまうと、活用のタイミングがわからなくなる

「無料保険相談のスタッフに任せておけば大丈夫」と考えて保険相談スタッフにすべてを任せてしまうと、本当に必要な保険を選べないかもしれません。なぜなら、保険のことを理解せずに契約しているからです。

無料保険相談では、相談者からヒアリングした内容をもとに保険商品を紹介してくれますが、本当にすべての情報を引き出せているのかはあなたしか分かりません。「この保険ならご要望を網羅できています」と言われたとしても、実際には求めている保険とズレている可能性があるのです。

また、無料保険相談のプロスタッフに任せれば安心だと思ってしまいますが、あなた本人がしっかり判断していかなければ、まったく関係のない商品を契約するもあります。自分に必要な保険だけを選んでいくためにも、まずは保険スタッフの説明に耳を傾けて、商品の要否を自分で判断してください。もし分からない内容や保険商品が出てきたのなら、理解できるまで質問するのがおすすめです。

3.取り扱っている保険会社が異なる

無料保険相談は、利用するサービスによって取扱保険会社の種類が変化するのがデメリットです。例えば、利用する無料保険相談サービスによって、次のリスクがあります。

取扱保険会社が違うデメリット
  • 別の無料保険相談サービスのほうに最適な保険があった
  • 良い保険を紹介してもらえなかった
  • 断りづらいため仕方なく保険を契約した

取扱保険会社の数が多いから良い保険商品が見つかるとも限りません。場合によっては取扱保険会社の数が少ないにもかかわらず、相性の良い保険が見つかりやすいケースもあるのです。

無料保険相談を利用する予定があるのなら、事前にどういった保険商品があるのかリサーチしましょう。自分に合いそうな保険商品を複数ピックアップし、すべてを網羅しているサービスに無料保険相談を依頼してください。

4.担当者によっては質が低い場合がある

無料保険相談サービスには、保険の知識が豊富なプロスタッフしかいないと思われがちですが、中にはサービス品質に劣る担当者もいます。特に「なんとなく」という気持ちでサービスを選ぶと、次の質の低さを体験するかもしれません。

質の低い担当者を利用するデメリット
  • ヒアリングされた内容が反映されていない保険を紹介された
  • 難しい言葉ばかり使って保険商品を説明される
  • スタッフの態度が悪くげんなりした

基本的には良いサービスを行う担当者ばかりですが、一部のサービスには品質の低い担当者も紛れ込んでいるのです。優良な無料保険相談サービスを利用したいのなら、事前にFP(ファイナンシャルプランナー)資格所有者の在籍率や保有資格の種類を調べておくと良いでしょう。

無料保険相談を活用するべきタイミングは?

自分で保険商品を探せないのなら、ぜひ無料保険相談を利用しましょう。ただし、相談するタイミングが分からないとお悩みの方もいるでしょう。それなら自身のライフサイクルからベストな相談のタイミングを探してみるのはいかがでしょうか。例えば、次の項目は相談に最適なタイミングです。

無料保険相談がベストなタイミング
  • 結婚する
  • 子どもが生まれる
  • 家を買う
  • 転職した

結婚して家庭を守る必要ができた際に保険に加入しておけば、もしものことがあっても自分や家族を守ることができます。また子どもが生まれた場合には、夫婦のことそして教育資金のことを考えることも重要です。

さらには住宅のような資産を手に入れた際に、安定的な支払いのために保険に加入する、働く環境が変わったことによる保険の見直しを行うなど、相談するタイミングはいくつもあります。もし上記のイベントにあてはまるのなら、この機会に無料保険相談を利用して保険のことを考えてみてはいかがでしょうか。

無料保険相談の上手い活用は?

無料保険相談を利用して自分に合う保険商品を探したいのなら、以下に示す4つのことを意識しておきましょう。

無料保険相談の活用方法
  • 来店型か訪問型どちらが自分に合っているかを決める
  • 分からない保険知識は分かるまで質問する
  • 目的を明確にする
  • 気になった複数保険商品を比較してもらう

結論として、無料保険相談では保険スタッフに任せきりにするのではなく理解して契約することが重要です。その状況をつくり出す方法を詳しく見ていきましょう。

1.来店型か訪問型どちらが自分に合っているかを決める

まずは来店型・訪問型のどちらの方法で相談するのが良いか検討してみてください。なぜなら、無料保険相談では次の方法で相談できるからです。

相談方法の種類
  • 来店相談
  • 訪問相談
  • オンライン相談

もし時間に余裕がある、何かのついでにお店を訪問できるのなら来店型の「来店相談」を利用するのがおすすめです。

ただし人によっては時間をとれない、忙しくて来店できない方もいるでしょう。そういった方におすすめなのが「訪問相談」「オンライン相談」といった訪問型です。

訪問相談は、自宅やカフェというように好きな場所を指定して、保険を相談できるスタイルです。自分のスケジュールに合わせて利用できるので、自宅から移動できない、最寄りのカフェで話を聞きたい人におすすめします。

また、オンライン相談は、スマホやPCのビデオ通話を利用して相談するスタイルです。画面年のやり取りですが、資料を共有できるので対面している状況と変わらないやり取りができます。

2.分からない保険知識は分かるまで質問する

無料保険相談を利用する際、説明の中で分からないことがあったら、すぐに質問しましょう。

分からないことを分からないまま放置してしまうと、分からない状態のまま契約に進んでしまいます。理解しながら話しを進めていなければ、それが本当に必要な保険なのか判断できないのです。

「話しを止めるのは迷惑だから」「聞きづらいな」と思っている人は、この機会に質問することを意識しましょう。理解しながら保険の話を進めることによって、満足のいく保険商品が見つかります。

3.目的を明確にする

どんな保険に加入すべきかまだ分からないのなら、無料保険相談のヒアリング時に「まだ明確に決まっていません」と伝えてください。

保険商品選びは正しい目的の中で選んでいかなければ、最適なものを見つけられません。保険スタッフと一緒に目的を明確にしていく必要があるので、一緒に会話して保険や人生に対する悩みを話してみましょう。

無料保険相談のスタッフはあなたの悩みや不安をもとに最適な保険商品を探し出してくれます。なんとなく保険を決めるのではなく、目的を明確にしたうえで話し進めてください。

4.気になった複数保険商品を比較してもらう

気になる保険商品がある提案された保険商品の中に気になるものがあるのなら、そのことを保険スタッフに伝えてください。

保険商品は契約条件、保険料、保険金額がひとつずつ異なります。似ている保険でも大きな違いがあるので保険商品をすべて比較してもらいましょう。

無料保険相談では、保険商品を表やグラフにまとめて分かりやすく比較してくれるのが特徴です。プロの視点から分かりやすい違いを説明してもらえるので、ぜひ比較検討をお願いしてみてください。

まとめ

今回は、無料保険相談を利用するデメリット、サービスを利用するタイミング、活用方法をご紹介しました。

自分に合う保険を探すために無料保険相談を利用するのなら、まずは目的意識をもって相談しましょう。また、担当者に任せきりになるのではなく、提案してくれた保険商品を自分で判断していくことが重要です。

また、無料保険相談を利用したからといって、必ず保険を契約しなければならないわけではありません。気になったことを相談したい」「保険の基礎知識を学びたいという気軽な気持ちで利用できるのが、無料保険相談サービスの魅力です。

利用時にはいくつかデメリットもありますが、本記事で紹介した事前知識があればすべて回避できます。保険について気になること、不安なことを抱えているのなら、自分のスケジュールにあわせて無料保険相談サービスを利用してみてください。

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