FX初心者にもおすすめなFX会社口座開設比較ランキング【2023年最新版】

FX おすすめ

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為替取引で利益を得る方法として、投資家に大人気の「FX」。

FX取引が世界中で行われており、日本だけでも外資系を含めてかなりの数のFX会社があります。

選択肢が多いのはいいことですが、初心者の方からしてみれば「どのFX会社を選べば良いのか分からない」と心配になってしまうかもしれません。

そこで本記事では、初心者におすすめのFX会社をランキング形式で紹介します。

ニーズ別におすすめできるFX会社や自分に合ったFX会社の選び方まで解説しているので、読み進めればFX会社選びの参考になるでしょう。

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  • 最短1時間で取引開始
  • すべての手数料が無料
  • 業界最狭水準のスプレッド
目次

FX初心者が口座開設するならどこがいい?おすすめFX会社比較ランキング

FX おすすめ 初心者

日本には多くのFX会社がありますが、その魅力は会社ごとにさまざま!

初心者の方が口座を開設するなら自身のニーズにマッチしているFX会社を選びたいものですが、「どのFX会社が自分に合っているか分からない」とお困りの方も多いのでは?

ここでは、初心者が口座開設するのにおすすめのFX口座をランキング形式で発表します。

GMOクリック証券|FX取引高世界1位の実績

GMOクリック証券
おすすめポイント
  • FX取引高世界一位の実績がある
  • 1,000通貨単位の取引に対応
  • サポート体制が充実

GMOクリック証券は、FX取引高世界1位になった実績がある国内最大手クラスのFX会社です。

参考元:GMOクリック証券 プレスリリース

業界でも屈指の低スプレッドを実現しているだけでなく、最近は1,000通貨単位での取引も可能になりました。

総合的なサービスレベルも高く、ツール・アプリのスペックも高いです。コールセンターも月曜~金曜は7:00~22:00まで稼働している等、サポート面まで充実しています。

「とりあえず何かFX口座を開設したい」「定番のFX会社を探したい」と思っている人にはおすすめのFX会社です。

会社名GMOクリック証券
取り扱い通貨ペア数20通貨ペア
取引単位1,000通貨
取引手数料無料
スプレッド米ドル/円=0.2銭
スワップポイント
※10,000通貨あたり
南アフリカランド/円=12円
メキシコペソ/円=17円
デモトレード
2023年1月27日時点の概要

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GMO外貨|スマホアプリの機能性が高い

GMO外貨
おすすめポイント
  • アプリが使いやすく注文しやすい
  • デモ口座を準備
  • 3つのレバレッジから選択できる

GMO外貨は、パソコン・スマホの両方に対応した高機能アプリ(外貨exアプリ)の使いやすさが魅力のFX会社です。

リアルタイムで相場を確認しつつ、ワンタップで注文できる「ワンタッチ注文」に対応しています。

デモ口座も用意されているので、本格的にチャレンジする前にお試しで使用できるのも魅力です。バイナリーオプションなど好みの金融商品を付けることもできます。

また、レバレッジを「1倍・10倍・25倍」の3つから選択できるのもメリット。「ついつい高レバレッジになってしまった」ということがないので、初心者の方でも安心して取引できるでしょう。

会社名GMO外貨
取り扱い通貨ペア数24通貨ペア
取引単位1,000通貨
取引手数料無料
スプレッド米ドル/円=0.2~4.0銭
スワップポイント
※10,000通貨あたり
南アフリカランド/円=15円
メキシコペソ/円=20円
デモトレード
2023年1月27日時点の概要

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外為どっとコム|電話のサポート体制が優秀

外為どっとコム
おすすめポイント
  • 充実したサポート体制が高評価
  • 初心者でも利用しやすい
  • 情報力の高さが魅力

外為どっとコムは、HDI格付け調査が実施した「Webサポート/問合せ窓口(電話)部門」で三ツ星を獲得した実績を持つFX会社です。

参考元:外為どっとコム プレスリリース

FX専業としては最大手の一角といっても差し支えありません。あらゆるサービスの質がバランスよく高く、初心者が選ぶFX会社としてもおすすめできます。

外国為替専門のシンクタンク「外為どっとコム総合研究所」も持っており、情報力の高さを求めて口座を開設するのもいいでしょう。

オンラインセミナーも定期的に開催しているため、初心者の勉強用としても利用できます。

会社名外為どっとコム
取り扱い通貨ペア数30通貨ペア
取引単位1,000通貨
取引手数料無料
スプレッド米ドル/円=0.2~4.0銭
スワップポイント
※10,000通貨あたり
南アフリカランド/円=12円
メキシコペソ/円=18円
デモトレード
2023年1月27日時点の概要

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DMM FX|口座開設数はFX業界最大手クラス

DMM FX
おすすめポイント
  • 初心者向けのデモ取引ツールが使いやすい
  • 業界で初めてLINEの問い合わせに対応
  • 最短1時間で口座開設

DMM FXは、取引通貨単位が10,000通貨であるという点がネックではありますが、その分だけ「スプレッドの狭さ」「ツールの機能性」「新規開設&条件達成で最大20万円キャッシュバックキャンペーン」などのサービスが充実しています。

サポート体制も優秀で、業界ではじめて「LINE」での問い合わせに対応しています。

口座開設のスピードも早く、最短1時間で口座開設することも可能です。自己資金を多く用意できる方であれば、ぜひ検討してみてください。

会社名DMM FX
取り扱い通貨ペア数21通貨ペア
取引単位10,000通貨
取引手数料無料
スプレッド米ドル/円=0.2銭
※原則固定(例外アリ)
スワップポイント
※10,000通貨あたり
南アフリカランド/円=13円
メキシコペソ/円=18円
デモトレード
2023年1月27日時点の概要

SBI FXトレード|1通貨単位での取引に対応

SBI FXトレード
おすすめポイント
  • 1通貨単位の取引に対応
  • 少額取引でスプレッド水準が業界最狭レベル
  • FX積立もできる

SBI FXトレードは、業界でも珍しい「1通貨単位」での取引に対応したFX会社です。

米ドル/円ならレバレッジなしでも約130円、レバレッジ10倍なら約13円から取引することができます。

さらに少額取引においてはスプレッドの水準が業界最狭レベルであり、1,000通貨までなら米ドル/円で0.18銭~と格安のスプレッドで取引できます。

FX積立にも対応しているため、外貨積立のような感覚でFXを始めることも可能です。

会社名SBI FXトレード
取り扱い通貨ペア数34通貨ペア
取引単位1通貨
取引手数料無料
スプレッド米ドル/円=0.18~1.18銭
スワップポイント
※10,000通貨あたり
南アフリカランド/円=12円
メキシコペソ/円=17円
デモトレード
2023年1月27日時点の概要

松井証券 MATSUI FX|1通貨単位で取引できる貴重なFX会社

松井証券 MATSUI FX
おすすめポイント
  • 1通貨単位で取引できる
  • 4種類のレバレッジから選べる
  • 夜間でも電話の問い合わせを受付

松井証券のMATSUI FXは、1通貨単位で取引できる数少ないFXサービスです。100年の歴史を誇る松井証券が運営しており、「大手で安心してFXを取引したい」と考えている方にもおすすめできます。

また、松井証券のMATSUI FXでは「1倍・5倍・10倍・25倍」の4つの選択肢からレバレッジを選べる点もメリットです。証拠金による変動制を採用している業者と比較して、初心者でも分かりやすいシンプルなレバレッジの仕組みといえるでしょう。

サポート体制も充実しており、平日なら7:00~24:00という長時間にわたって問い合わせを受け付けてくれます。夕方~夜まで仕事の人でも、ガンガン問い合わせて不明点を解消できます。

総じて、松井証券のMATSUI FXは取引のしやすさとサポート体制の充実ぶりから初心者におすすめのFX会社といえるでしょう。

会社名松井FX
取り扱い通貨ペア数20通貨ペア
取引単位1通貨
取引手数料無料
スプレッド米ドル/円=0.2~1.6銭
スワップポイント
※10,000通貨あたり
南アフリカランド/円=13円
メキシコペソ/円=24円
デモトレード
2023年4月27日時点の概要

LIGHT FX|スワップポイントの高さで知られるFX会社

LIGHT FX
おすすめポイント
  • スワップポイントの高さが魅力
  • 業界最狭水準のスプレッド
  • 高い処理能力と約定率にも強み

LIGHT FXは、公式でスワップポイントの高さを訴求しているFX会社です。

高金利通貨ペア(メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円)を全て扱っているだけでなく、どのスワップポイントも業界トップクラスの高さを誇ります。

さらに「通貨強弱」や「ヒートマップ」といったツールも揃っており、スプレッドも「米ドル/円=0.2銭」をはじめ他社に負けない設定になっています。

自動売買はありませんが、裁量取引メインでFXを始めるなら良い選択肢になるでしょう。

会社名LIGHT FX
取り扱い通貨ペア数31通貨ペア
取引単位1,000通貨
取引手数料無料
スプレッド米ドル/円=0.2銭
スワップポイント
※10,000通貨あたり
南アフリカランド/円=13.1円
メキシコペソ/円=19.1円
デモトレード
2023年1月27日時点の概要

みんなのFX|システムトレードにも対応したFX会社

みんなのFX
おすすめポイント
  • スプレッドとスワップポイントのバランスが良い
  • システムトレードやバイナリーオプションなども充実
  • 1,000通貨取引に対応

みんなのFXは、低スプレッドかつ高スワップポイントとバランスの良いFX会社であり、バイナリーオプションが楽しめる「みんなのオプション」、システムトレードによる自動売買を利用できる「みんなのシストレ」など、付随サービスも充実しています。

同じくトレイダーズ証券が提供するFX会社に「LIGHT FX」がありますが、こちらはFX専業という点で違いがあります。

FX以外に興味があるなら「みんなのFX」の方が向いているでしょう。

会社名みんなのFX
取り扱い通貨ペア数31通貨ペア
取引単位1,000通貨
取引手数料無料
スプレッド米ドル/円=0.2銭
※米ドル/円ラージは固定の対象外
スワップポイント
※10,000通貨あたり
南アフリカランド/円=13.1円
メキシコペソ/円=19.1円
デモトレード
2023年1月27日時点の概要

ヒロセ通商 LION FX|スキャルピングが公認されたFX会社

ヒロセ通商 LION FX
おすすめポイント
  • ユーザーの意見を取り入れて進化するPCツールが優秀
  • 業界でもめずらしいスキャルピング公認の会社
  • 短期~長期トレードに強い

ヒロセ通商はPCツールの優秀さが知られたFX会社です。通貨ペアが51種類もある「LION FX」はユーザーの意見を取り入れてどんどん使い勝手が向上しています。

また、公式サイトでスキャルピングを公認している業界でもめずらしい会社としての側面のあるため、FX取引にがっつり取り組みたい中上級者もおすすめです。

さらに、短期だけでなく長期トレードに強い点もメリットです。高金利通貨のスワップポイントが高水準であり、スワップ狙いでコツコツ投資したい方にとっても有力な選択肢になるでしょう。

会社名ヒロセ通商
取り扱い通貨ペア数51通貨ペア
取引単位1,000通貨
取引手数料無料
スプレッド米ドル/円=0.2~2.0銭
スワップポイント
※10,000通貨あたり
南アフリカランド/円=14円
メキシコペソ/円=20円
デモトレード
2023年1月27日時点の概要

LINE FX|LINEで急変動の通知が受け取れる

LINE FX
おすすめポイント
  • LINEと野村證券がタッグを組んだFXサービス
  • 経済指標や変動などの最新情報はLINEで通知
  • 大手に負けない機能性が高いツール

LINE FXは2020年3月にサービスが開始された、比較的新しいFXサービスです。コミュニケーションアプリとして有名なLINEと野村證券がタッグを組んでいることから、高い信頼性があります。

LINE FXはLINEアプリを通じて通知機能が届くのが便利で、相場の急変動があったとしてもLINEを確認してすぐに対処することが可能です。

スマホに特化しつつも、PCでの取引環境も整っています。PCツール「LINE FX Pro」は高機能なカスタマイズ性に優れた取引ツールとして知られています。

テクニカル指標が21種、描画ツールが17種も用意されており、機能性は大手にも負けていません。

会社名LINE FX
取り扱い通貨ペア数23通貨ペア
取引単位1,000通貨
取引手数料無料
スプレッド米ドル/円=0.2銭
スワップポイント
※10,000通貨あたり
南アフリカランド/円=12円
メキシコペソ/円=18円
デモトレード
2023年1月27日時点の概要

セントラル短資FX|利便性の良さやコストの低さが魅力

セントラル短資FX
おすすめポイント
  • コスパが良くて利用しやすい
  • 直感的に使えるスマホアプリ
  • 各種手数料が無料

セントラル短資FXは、取引のしやすさ・コストの低さ・キャンペーンの充実の3つが揃ったFX会社です。

セントラル短資FXのアプリは取引成績が可視化されて直感的な取引が可能になっているほか、アプリを起動しなくても通貨ペアのレートやチャート、経済指標などを確認できて便利です。

口座開設手数料や取引手数料はもちろん、クイック入金手数料や日本円の出金手数料まで無料であり、余計なコストをかけずに取引に集中することができます。

会社名セントラル短資FX
取り扱い通貨ペア数25通貨ペア
取引単位1,000通貨
取引手数料無料
スプレッド米ドル/円=0.9銭
スワップポイント
※10,000通貨あたり
南アフリカランド/円=12円
メキシコペソ/円=19円
デモトレード×
2023年1月27日時点の概要

初心者のニーズ別におすすめのFX会社

初心者のニーズ別におすすめのFX会社

ここまで、数ある中でもおすすめのFX会社を紹介してきました。どのFX会社を選んでも、とりあえずFX口座を開設するには十分です。

一方、FXの取引に明確な目的がある場合は、その目的にしっかりマッチしたFX会社を選ぶべきです。

ここでは初心者の方が重視する目的・ニーズ別におすすめのFX会社をセレクトしていきます。

どうしても迷ったら!初心者におすすめのFX会社

初心者の方の場合、取引以前にFX口座を開設することに不安を感じていることも多いのではないでしょうか。

そこで、口座開設数の多い大手を選ぶことをおすすめします。

大手ほど情報量やツールの使い勝手等の基本機能が充実している傾向にあり、デイトレードでもスイングトレードでもチャレンジしやすいです。

FXの口座数や取引高の多さで有名なFX会社としては、やはり「GMOクリック証券」と「DMM FX」がおすすめです。

GMOクリック証券は国内で10年連続「FX取引高1位」を獲得しており、世界1位をとったことでも有名です。

少額取引におすすめのFX会社はどこ?

現在はほとんどのFX会社で1,000通貨単位での取引が可能なので、レバレッジ次第では数千円から取引を始めることが可能です。

ただ、「もっと安く始められるところはないの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが「SBI FXトレード」「松井FX」の2社です。

いずれも業界最小の「1通貨」からの取引が可能であり、米ドル/円ならレバレッジなしでも約130円(2023年1月時点のレート)もあれば取引に参加することができます。

取引コストがやすいFX会社はどこ?

ほとんどのFX会社では取引手数料無料を売りにしていますが、タダで取引できるわけではありません。

取引手数料が不要である一方、売値と買値の差額である「スプレッド」を代わりに負担することになります。

これが実質的にFXの手数料になっているため、できる限りスプレッドが狭いFX会社を選ぶことが重要です。

スプレッドは各社の競争が激化しており、なかには条件付でスプレッドが0.0銭のところも登場しています。

たとえば「マネーパートナーズ」では、それまでの業界最狭水準の常識を飛び越え、米ドル/円をはじめとした通貨ペアのスプレッドが条件付きで0.0銭に設定されています。

またマネーパートナーズでは最小取引単位が100通貨単位になっており、少額で取引したい方にもおすすめできます。

スキャルピングにおすすめのFX会社はどこ?

スキャルピングは、数秒~数分単位の取引を何度も繰り返す手法のことです。短時間に取引を繰り返すため、サーバー負担の増加を懸念されて取引が禁止・制限されるケースも少なくありません。

スキャルピングで利益を狙うなら、そもそもスキャルピングが禁止されていないFX会社を選ぶことが絶対条件になります。

スキャルピングを公認していることで有名なFX会社として、たとえば「ヒロセ通商(LION FX)」があります。

公式サイトでスキャルピング公認を宣言しており、スキャルピング取引をしても口座の凍結といったペナルティが科される心配はありません。

加えて「高金利通貨ペアのスワップポイントが高水準」「食品プレゼントキャンペーンが定期的に開催される」などのメリットもあり、多くのFXユーザーから指示を集めています。

FXの自動売買におすすめのFX会社はどこ?

本記事では主に裁量取引(自分で売買を行うこと)をメインにしたい人に向けてFX会社を紹介していますが、なかには自動売買に強いFX会社もあります。

自動売買は事前に設定した内容に従って機械的に取引することができるため「感情的に取引して失敗した」「損切りが怖くてできなかった」といった精神面による失敗はありません。

24時間が全て取引チャンスとなるので、普段は多忙な人でもFXに挑めるでしょう。

たとえば「マネースクエア」では、トラリピという自動売買ツールを提供しています。相場が動く「範囲」を指定するだけで自動売買が始められるので、直近の相場の値動きをピンポイントで考える必要はありません。

公式サイトではトラリピの使い方に関する動画も多く用意されており、初心者でも気軽に自動売買にチャレンジできます。

初心者がFX口座を選ぶときにおすすめの比較ポイント

初心者がFX口座を選ぶときにおすすめの比較ポイント

FXで「どんな取引をしたいのか」ということが明確になれば、いくつかのFX会社に絞り込むことはできます。その後は、さらに絞り込んで口座開設する1社を決めることになるでしょう。

複数の候補から1社を選ぶなら、それぞれのFX会社を比較検討することが大切です。

ここからは、候補の中から1社を絞り込むための選び方・比較検討のポイントを紹介します。

取引したい通貨ペアのスプレッドは狭いか

FXの取引では、毎回スプレッドと呼ばれるコスト負担が必要になります。

スプレッドとは

通貨ペアを買うときと、売るときの価格差のこと

スプレッドは取引ごとに発生し、スプレッド分だけユーザー側に不利な価格で約定することになります。

スプレッドが広いほど取引利益を得ることが大変になるため、少しでもスプレッドが狭い(買値と売値の差額が小さい)FX会社を選びましょう。

ただ、最近はFX会社同士の競争によって、さほどスプレッドに差がない場合があります。個人レベルの取引で気にならない程度の違いの場合、スプレッド以外の要素を含めて総合的に判断してみると良いでしょう。

最小取引単位はどれくらいか

初心者の場合、「最小取引単位がいくらなのか」という点についても注目しましょう。

FX会社によって最小取引単位はさまざまですが、大きく以下の3つに大別できます。

取引単位によって、1回の取引に利用する自己資金が大きく異なる点に注意が必要です。

たとえば1米ドル=130円として最低単位の取引をレバレッジなしで行う場合、以下のような自己資金が必要になります。

  • 最低取引単位が1通貨:130円
  • 最低取引単位が100通貨:13,000円
  • 最低取引単位が1,000通貨:130,000円
  • 最低取引単位が10,000通貨:1,300,000円

実際にはレバレッジをかけるので自己資金はもっと少なくても取引することはできます。

ただ、最小取引単位が小さいほど、無理なレバレッジにしなくても取引に参加することが可能です。加えて、1つの通貨ペアにかけるお金が小さくなることで、複数の通貨ペアでポジションを保有する分散投資もしやすくなります。

できる限り、小さな取引単位で売買できるFX会社がおすすめです。

取引ツール・アプリの使い勝手

FXの取引は業者が用意したツール・アプリを介して行われるため、継続して利益を狙うためにも重要な比較ポイントです。

ツールの使い勝手が悪いと注文までに数秒のロスが発生し、それが大きなチャンスロスにつながることもあります。

まず、直感的に「操作しやすそうか」という点はチェックしておきたいものです。多くの人が太鼓判を押すツール・アプリでも、自分が見れば使いにくいと感じることもあります。

迷ったときは、できるだけボタンが大きく、シンプルな配置になっているツール・アプリがおすすめです。いざという時に迷うことなく、スムーズな動作ができるでしょう。

また、チャート分析に必要なインジケーターの種類も比較しておきます。FX会社ごとに取り扱っているインジケーターの種類はさまざまですが、種類が多いほど分析の選択肢が増え、精度の向上が期待できます。

初心者が勉強できる情報・サービスはあるか

初心者の方は、勝率を上げるためにも日々の勉強が欠かせません。よって、初心者向けを含めたコンテンツや情報量が多いFX会社がおすすめです。

為替は世界的なニュースや各国の経済状況で生き物のように動くため、新鮮な情報をすぐに仕入れられることは大変重要になります。

一般的なニュースサイトでも為替情報を仕入れられますが、FX専門の情報のみ入手できた方が効率的です。

FX会社ならリアルタイムのレートに合わせた情報のほか、初心者向けのFXオンラインセミナー等もあり、常に最新の情報を獲得することができます。

以上の理由から、初心者の方は情報量の多さを売りにしているFX会社がおすすめです。

デモトレードを使用できるかどうか

ツール・アプリの使い勝手を確認する意味でも、本番の取引前にはデモトレードで経験を積んでおくことをおすすめします。

慣れないなかで本番の取引を始めると、緊張や操作ミスで思わぬ損失につながることがあるかもしれません。

デモトレードを利用してFXに慣れつつ、ツール・アプリの配置を覚えておきましょう。

ただ、デモトレードはどのFX会社でも扱っているわけではありません。デモトレードの取り扱いがない会社もあるので注意が必要です。

「まだ本番にチャレンジするのは怖い」と感じている方は、デモトレード機能を利用できるFX会社を選びましょう。

FXを始めるための手続きの流れ

FXを始めるための手続きの流れ

口座開設するFX会社を決めたら、早速FX取引を始められるように準備を始めましょう。

FX口座の開設から、本番の取引を始めるまでの流れについて紹介します。

1.必要書類を用意する

まず、口座開設の手続きに必要になる書類や情報を揃えておきましょう。

口座開設の手続きを始めてから準備を始めると途中で手を止める必要があり、スムーズに開設できなくなります。

FX会社によって必要な書類・情報はさまざまですが、一般的に求められるのは以下の3つです。

  • メールアドレス
  • 本人確認書類
  • マイナンバー確認書類

メールアドレスは「Gmail」をはじめとしたフリーメールで問題ありません。

本人確認書類とマイナンバー確認書類については、以下のような書類が提出できます。

本人確認書類の例
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード など
マイナンバー確認書類の例
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 通知カード
  • 個人番号がついた住民票の写し

マイナンバーカード(個人番号カード)があれば、1枚で本人確認書類とマイナンバー確認書類を兼ねることができるのでおすすめです。

2.FX口座を開設する

開設したいFX口座が決まっていれば、口座開設の手続きを進めましょう。

FX会社によって手続き内容は異なりますが、おおむね以下のような流れで進みます。

  1. メールアドレスを登録する
  2. フォームに本人情報などを入力する
  3. 本人確認書類・マイナンバー確認書類の提出
  4. 審査
  5. ログインID・パスワードを受け取る
  6. 口座開設完了

申し込み時にフォームに入力する情報としては以下のようなものがあります。

本人情報・住所・電話番号・職業・投資目的・投資経験・財務情報など

勤務先の情報も申告することになる場合があるため、勤務先の正式名称や住所などを事前に調べておくことをおすすめします。

最初のステップで本人確認書類とマイナンバー確認書類を準備しておけば、これらを提出する手続きをスムーズに終わらせることができるでしょう。

提出方法はオンライン認証やアップロード等の方法があるほか、最近ではスマホカメラで読み取るだけでOKというサイトもあります。

審査を通過したあと、オンラインで本人確認を終わらせた人にはメールでIDとパスワードが送られてくるので確認しましょう。

3.投資用資金を入金する

IDとパスワードを使ってログインできたら、入金手続きを行いましょう。

すでに日本円を入金している口座から、新しく作成したFX口座に入金または振込を行います。

振込の場合は翌営業日にFX口座に反映されますが、クイック入金を活用すれば即日で取引が可能です。

ネットバンキングを持っているならクイック入金の方がスピーディーでおすすめといえますね。

4.デモトレードで練習する

いつでも本番の取引を始められる状態にしたあとは、デモトレードを駆使して練習を重ねましょう。

デモトレードは仮想のお金を使って取引するので、取引に失敗しても自分が損することはありません。操作方法に慣れてから、本番に臨むといいでしょう。

本番に入る際もいきなり全額を投入するのではなく「デモ8割:本番2割」程度から始めて徐々に本番の比率を増やすのがおすすめです。

5.本番の取引を始める

デモトレードで十分に経験を積めたら、本番の取引にチャレンジしましょう、

なお、最初に選択する通貨ペアは比較的値動きが安定していて情報を得やすい「米ドル/円」や「ユーロ/円」をおすすめします。

マイナー通貨ペアが取引できるFX会社も多いですが、取引参加者が少ないことで「急騰・暴落の可能性がある」「いざ売買したいときに取引相手が見つからない」等が気になります。

最初はメジャー通貨で取引を始め、慣れてから少しずつマイナー通貨ペアに資金を割り振るのがいいでしょう。

FXでチャート分析をするおすすめの方法

FXでチャート分析をするおすすめの方法

FXで利益を得るには、適当な売買ではなくキチンとした分析が必須です。

初心者の方がチャレンジしやすいチャート分析方法としては、主に以下の3つがあります。

  • 移動平均線
  • 一目均衡表
  • ボリンジャーバンド

移動平均線

移動平均線とは、一定期間の価格を平均して算出したデータを連続させた線のことです。

短期と長期という2本の移動平均線の向きで相場の方向性が分かるため、初心者でも理解しやすいテクニカル分析手法といえます。

初心者の方は、以下の2つの用語を覚えておくといいでしょう。

ゴールデンクロス:短期線が長期線の下から上に突き抜けた形
デッドクロス:短期線が長期線の上から下に突き抜けた形

一般的にゴールデンクロスは買いのサイン、デッドクロスは売りのサインとされています。

短期線と長期線の期間はトレーダーごとに設定はさまざまですが、短期は5日、長期は20日あたりが一般的な設定として知られています。

一目均衡表

一目均衡表とは、「雲」と呼ばれる抵抗帯を利用した分析手法です。ローソク足と組み合わせて、以下の5つの補助線が使われます。

一目均衡表の「雲」の構成
  1. 基準線
  2. 転換線
  3. 遅行線
  4. 先行スパン1
  5. 先行スパン2

5本の補助線のうち先行スパン1と先行スパン2のあいだが抵抗帯(雲)になっており、この抵抗帯が厚いほど突破しづらく、薄いほど価格変動の可能性が高いと判断できます。

ゴールデンクロスのように「転換点」が「基準点」を下から突き抜けると買いシグナル、逆の場合は売りシグナルとされます。

ボリンジャーバンド

移動平均線と標準偏差で計算した上下のバンドが表示される分析手法です。バンドの形とローソク足の位置から、トレンドの方向性と激しさをチェックすることができます。

バンドはボラティリティの高さで変動しており、バンドが拡大傾向であれば値動きが大きくなる傾向にあり、狭くなるほど値動きは小さくなる傾向にあるとされています。

たとえばバンドが縮小から拡大したタイミングでローソク足が上側のバンド(+2α)を超える段階で投資チャンスと考えることができます。

逆にバンドが広がったタイミングでローソク足が下側のバンド(-2α)に達したら一般的には売りのサインです。

【大手が安心】FX会社の口座数ランキング

複数のFX会社から1社に絞り切れない場合、会社の規模も参考にしてみましょう。

口座数が多いFX会社ほどユーザーからの支持を獲得しており、赤字による倒産のリスクが低いと考えることができます。

2023年1月26日現在の主要FX会社の口座ランキングをまとめました。

順位FX会社名口座数
※2023年1月26日調査時点
1位DMM FX約90万口座
2位GMOクリック証券約77万口座
3位外為オンライン約65万口座
4位外為どっとコム約58万口座
8位インヴァスト証券約56万口座
6位みんなのFX約49万口座
7位LIGHT FX約49万口座
8位GMO外貨約44万口座
9位マネーパートナーズ約35万口座
10位マネースクエア約34万口座

【副業必見】FXで利益を得たあとの確定申告はどうやる?

FXで利益を得たあとの確定申告

本業が会社員の人が副業でFXを行う場合、確定申告をする必要があることに注意が必要です。

確定申告をしないで放置すると追徴課税になる場合があるため、自身が確定申告の対象であれば必ず期限までに行いましょう。

確定申告が必要になるのは「給与所得、退職所得以外の所得の年間合計額が20万円を超える人」です。

確定申告が必要な人
  • 給与所得、退職所得以外の所得の年間合計額が20万円を超える人
  • 年間の給与収入が2,000万円を超える人
  • 給与を2箇所以上から受け取っている人
  • 医療費控除や住宅ローン控除の適用を受ける人

FXの利益(収入から経費等を引いた金額)が20万円を超えた場合、所得税の確定申告が必要です。

一方、FXの利益が20万円以下だった場合や利益を出せずに損失を出した場合には確定申告は必要ありません。

ただ、損失を出した場合も確定申告を行った方が良い場合があります。それは、確定申告をすることで「損失の繰越控除」「損益通算」という2つの手続きが可能になるためです。

損失の繰越控除

損失の繰越控除は、損失が出た場合に翌年以降3年間にわたって損失を繰り越すことができる仕組みです。

もし翌年に利益が出たとしても、前年から繰り越した損失の分だけ利益が減り、支払う税金を安く抑えることが可能になります。

たとえば1年目に100万円の損失、2年目に100万円の利益が出たとします。普通は100万円が課税対象になりますが、前年の損失100万円を繰り越すことによって利益は0円となり、課税されることがなくなります。

損益通算

損益通算は、ほかの利益と合算して申告することができる仕組みのことです。

たとえば株の先物取引で100万円の利益、FXで50万円の損失が発生しているとしましょう。両方を合算すると残る利益は50万円になり、課税される金額を安く抑えることが可能になります。

繰越控除も損益通算も利用するには確定申告が必要です。

FXのおすすめ口座に関するQ&A

最後に、おすすめのFX会社の口座開設に関する質問と、それに対する回答をまとめました。

複数のFX口座を開設してもいい?

はい。銀行口座をいくつ持っていても問題ないように、FX会社の口座をいくつ持っていても問題ありません。

それぞれのFX会社で特徴もメリットも異なり、複数の口座を使い分けるトレーダーも多く存在します。万が一メイン口座がサーバーダウンした場合の保険の意味でも、2~3社で口座開設しておくといいでしょう。

ただし、1つのFX会社で複数の口座を持つことはできません。

少額取引が可能なおすすめFX口座はありますか?

最近は1,000通貨単位での取引ができるFX会社が増えていますが、それでも必要資金に対して最低通貨単位が多いと感じたら「1通貨単位」での取引ができるFX会社をおすすめします。

1通貨単位で取引できるのは、「MATSUI FX」「SBI FXトレード」の2社です。

FX口座開設にかかる時間は?

FX会社の口座開設までにかかる時間はFX会社によってさまざまです。

たとえばDMM FXをはじめとした一部のFX会社では「最短即日」の口座開設が可能になっています。

ただし、本人確認の方法として「郵送」を選択してしまうと、申し込みから口座開設までに数日以上の時間がかかるため注意が必要です。

まとめ

今回は、数あるなかでも初心者におすすめのFX会社をランキング形式・ニーズ別に紹介しました。

FX会社は日本国内だけで候補がいくつもあり、それぞれ特徴やメリットが異なることから選ぶのがとても大変です。

ただ、FXで利益を得るなら自分のニーズにマッチしたFX会社を選ぶことが大変重要になります。

今回紹介したことを参考に、ぜひ自身にマッチしたFX会社を探してみて下さい。

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